WHAT TO WEAR THIS FALL?

WHAT TO WEAR THIS FALL?
ニューノーマルな時代の男服最新事情

日が落ちるのが早くなり、日が落ちれば待ってましたとばかりに鈴虫の声が聞こえるようになりました。
Tシャツ&ショーツで過ごした夏ももうすぐ終わり、いよいよファッションの秋が到来します。
この秋、着るべき服とスタイルは?
煉瓦造りの古いビルに入居するデザイン会社勤務のA氏と士業のB氏の日常を通して、2021年秋冬シーズンのスタイルを切り取ります。

まさにニューノーマルな時代にふさわしい、
従来のTPOを取り払った、身も心も快適な4スタイル。

STYLING 1

ニューノーマルのリラックススタイル

満員電車を避けるべく、早めに出てきたA氏はオフィスでブレックファースト。その日着た服は<ニードルズ>のアイコン的シャツ“リビルド”にスエットパンツ。クレイジーパターンのそのシャツは文字どおり古着を解体し、再構築したもの。ヴィンテージタッチなスエットパンツとの相性は抜群です。気持ちゆったり目に仕立てているので、Tシャツをレイヤードするスタイルがさまになります。

STYLING 2

無聊を慰めてくれるアウトドアスタイル

延々と続くおうち時間のおかげで、フィールドへの想いは募るばかり。少しでもアウトドア気分を味わいたかったA氏は、さらりと羽織れるモヘアニットのガウンカーディガン、コンビネーションネルのシャツ、スエットのイージーパンツ、そして<ニューバランス>の名機、ML2002RBで出勤──スマホをチェックしていたら、同じビルで働くB氏がやってきた。彼もまたチェックのジャケットを着ていたが、やっぱりフィールドが恋しいのか!?

STYLING 3

いまの時代を象徴するシーンレススタイル

頬を撫でる風が気持ちのいい季節。ピクニック気分でランチを楽しもうと、A氏は行きつけの店のテイクアウトを利用したその足でオフィス近くの川に向かいました。薄手のアウターウェアに合わせたのは、プリントTシャツにジョガーパンツ、そしてラギッドなスニーカー。シーンレスに活躍するこのスタイルは、ニューノーマルな時代にふさわしいものです。

STYLING 4

ちゃんと見えて楽チンなジャケットスタイル

クライアントを迎える日はネオプレーンのノーカラージャケットを羽織って。キックバックの強いファブリックゆえ着心地はまさにストレスフリー。気難しいクライアントとの打ち合わせも軽やかに乗り切れます。ミニマルでモダンなスタイルにとどめを刺すのが<エスエムエヌ>のブラックデニムパンツ。随所にクラフツマンシップが感じられるファクトリーブランドです。無事打合せを終えて気が抜けているところに遭遇。

STYLING 5

ニューノーマルなシューズ三傑

上から時計回りに/2010年に登場したメイド イン USAのフラッグシップモデル、2002のデザインコンセプトをベースにML860 v2 のソールユニットを掛け合わせた<ニューバランス>のML2002RB。ヴィブラム メガグリップやEVAカップインソールを搭載したジャックパーセルは<コンバース アディクト>からラインナップされた一足です。イタリア ヴェネト州で生まれたトレッキングシューズを得意とする<ディエッメ>の新作スニーカーはしなやかでグリップ力に富んだソールを採用しています。

今シーズンのトレンドをちりばめ、
クラシック&モダンを体現する4スタイル。

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モダンクラシックなスーツの挿し色はブルーグレー

出社早々の会議を終えてコーヒーで一息つくB氏。その日袖を通したのは手に入れたばかりの<バーニーズ ニューヨーク>のオリジナルスーツです。やわらかな着心地とフルキャンバスが生む仕立て栄えを両立させたスーツは同僚の間でも評判になっていたそう。スタイリングのこだわりはエレガントなラウンドカラーシャツとブルーグレーのタイ。ネイビーのサージ生地に馴染みつつ、さりげなく存在感を主張しています。

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ドレスクロージングもチェック柄がキーパターン

ベージュからブラウンのグラデーションを描くオンブレチェックは今シーズンのトレンド最右翼。カジュアルな色柄ながら、スマートに仕立てた<タリアトーレ>の一着ならウィークデーにも溶け込みます。ウールスラックスをはじめ、脇役をブラックで揃えることでシックにまとめているのも見どころです──会えば挨拶を交わすデザイン会社のA氏を見かけ、声をかける。チェック柄が被って少々恥ずかしかった。

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ネイビー×ベージュがジャケットスタイルの新公式

アポイント前にスタッフとコーヒーブレイク。クライアントと会う日はやわらかな印象を心がけているというB氏が選んだのはハウンドトゥース柄のジャケット。ワードローブに揃えておいてしかるべき一着です。合わせるパンツの王道はグレーですが、あえてベージュをもってくるのが今シーズンならでは。ベージュと相性のいいオレンジをVゾーンに挿し、シューズとベルトをブラウンで揃えれば、秋らしいクラス感のあるスタイルに。

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レザーアイテムはシンプルで機能的なものを

いつものスーツスタイルを格上げしてくれる<バーニーズ ニューヨーク>のブリーフケースとレザーアイテムの数々。いずれもミニマルを極めたデザインで、レザーの上質ぶりが際立ちます。バックパックも定番化してきていますが、シンプルなブリーフケースはシーンを問わず活躍。スリム&コンパクトなウォレットの使い勝手も申し分がありません。

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旅先には伸縮性抜群のストレッチスーツを

久しぶりの出張でB氏が選んだのは<ラルディーニ>のトラベルスーツ。シャドーグレンチェック柄がモダンな一着はトラベルスーツの名に恥じないストレッチ性があり、長時間の着用も苦になりません。ブラックをベースにしたカラーパレットなら挿し色のピンクも程よいアクセントに。表情のあるミュージアムカーフをまとったチェルシーブーツもポイント。我ながら見事なチョイスだったと惚れ惚れしていると、床に置いたコーヒーを蹴飛ばしてしまった!

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